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旧函館ドック跡地/造船工場の外壁取り外し開始 |
| update 2005/7/1 10:44 |
函館市土地開発公社が所有する旧函館ドック跡地(函館市弁天町20)の解体工事で、約4万平方メートルと巨大な造船工場(NS1・2)の外壁撤去作業が始まった。工事は2工区に分けて業者に発注、総事業費約5億円をかけ、同工場を含む6棟を取り壊す。今年中に完工し、跡地には国際的な水産・海洋に関する学術・研究機関を集積させ、函館国際水産・海洋都市構想の拠点とする方針だ。
解体するのは鉄骨平屋のNS1・2のほか、事務所(鉄筋コンクリート造り5階建て、約1万2000平方メートル)、トイレ3棟(いずれもブロック造り平屋、計約50平方メートル)など。総面積は計約5万2000平方メートルに及ぶ。
1工区のNS1・2は鹿島建設など5社でつくる共同企業体(JV)が受け持ち、工期は12月15日まで。着工は6月17日で、建物内部にあった造船機械下のコンクリート基礎などを解体、このほど外壁の撤去作業に移った。
現在は建物正面に付いたアスベスト(石綿)製壁の「スレート」や、FRP(強化プラスチック)板を外している。7月第3週からは段階的に屋根板を取り除き、梁(はり)や柱を取り外していく計画だ。
また、2工区の事務所解体は、松本組など4社でつくるJVが担当し、工期は10月15日。現在は内装部分に当たっており、10日ごろから外回りに移行、8月中旬をめどに更地にする予定だ。
市は跡地を利用して国、大学、道と共同で全国初の「国際水産・海洋総合研究センター」を整備する考え。函館国際水産・海洋都市構想の研究拠点基地に位置づけている。
同土地は、民事再生法の適用を受けた北海道振興から2004年4月、市に売却の申し入れがあり、同5月に市土地開発公社が1億円で買収。同センター建設の見通しは立っていないが、昭和40年代に建設された建物の老朽化が進んでおり、管理上の観点から取り壊しを決めた。(上杉幸生) |
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