大野・町民を対象に新幹線説明会
update 2005/6/1 10:12
【大野】町は31日、北海道新幹線新函館―新青森間の着工後初めて、新函館駅建設予定地周辺の町民を対象に、町が立案した周辺整備計画の説明会を町内2カ所で開いた。
新函館駅(仮称)は、町市渡のJR渡島大野駅にできる。町は、新幹線開通を見込み新駅の周辺整備計画を立案しており、その概要を説明した。
昼の部である市渡第一会館では約50人が出席した。
町の整備計画は、231ヘクタールに商業施設やホテルなどを配し、全体を30年間で開発する。駅前地区の69ヘクタールを新幹線開業までに整備するとし、町は昨年度から土地利用状況などの各種調査を進めている。このうち、町区画整備事業の11ヘクタールは、開業2、3年前までに全工事を終わらせたいとの考えを明らかにした。
新駅周辺整備は「近隣市町と話し合い、道南の玄関としてふさわしいものにする」(稲場隆夫助役)とし、七飯町側の整備も含め、関連機関と協議していくと強調した。
参加者からは「『土地を売らないか』と話があるが、どうすればいいのか」という質問があった。稲葉助役は「できるだけ早急に、地権者と個別に協議したい」と話した。
提供 - 函館新聞社
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