ハコダテライフ 渡辺保史の 情報デザイン考現学 vol2


キーワードは「スロー」。
歴史と文化が、文字通りゆっくり生まれ、息づいているスローな街、函館。
この街と関わりながら「情報デザイン」のプロジェクトに取り組む筆者の、スローな考察日誌。

#004 はてさて、情報って何だろう?
一昨年、『情報デザイン入門』という本を出してから、色んなところで情報デザインについて話しをする機会がめっきり多くなった。「情報をデザインするってどんなこと?」「そもそも、情報って何なのさ?」ということを知りたい人は、意外に多いようだ。ってことで、ちょっとばかり基本に立ち返って考えてみよう。
update 2003/7/1

#003 スローマップができて、はや3カ月。
去年の秋から、仲間達とつくっていた「ハコダテ・スローマップ」という地図を公開し始めて、もう3カ月が過ぎようとしている。どんな地図かはウェブサイト(http://www.slowmap.org/)を是非見て欲しいのだが、要するに、函館の隠れた魅力を再発見してみよう、という趣旨の地図だ。
update 2003/6/18

#002 すっかり間が空いてしまいました。スイマセン。
昨年暮れに連載をスタートさせ、「ほぼ毎週更新」などと謳ったものの、あまりの忙しさで気がついたらもう1月も下旬。連載のペースまでスローだとマズので、何とか挽回していきます。 思わず忙しい、などとクチバシってしまったけれど、こういう人間がスローマップなんて言っていいものか、と少し考えてしまう今日この頃なのは確か。実際、ボクがどんな日々を送っているかというと、去年の移動記録をここにざっと書くだけで少し想像できるだろう。出張回数が30回、合計121日。行き先は東京、仙台、札幌、帯広、大阪、京都、神戸、徳島、浜松、群馬、北九州など。要するに一年の3分の1はどっかに出かけている感じだった。
update 2003/1/23

#001 まずはごあいさつ。
 東京から家族とともに引っ越してきて5年。ハコダテに暮らしながら、全国さまざまな場所に出掛けて仕事をするという日々が続いている(実はこの原稿を書いているのも、東京のとあるカフェの店内)。そんな往復運動をしていると、<地元>のダメなところ、愛すべきところがよく見えてきた感じがする。  僕の仕事は「情報デザイン」というのがテーマなのだが、この考え方や方法を使うと、このマチはもうちょっと面白くできるんじゃないか、とも考えている。
update 2002/12/10

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著者プロフィール

渡辺保史
1965年生まれ。北海道函館市出身。 弘前大学人文学部卒業。業界新聞社に記者として勤務(東京)し、1992年 フリーランスのメディア・ジャーナリストとなる。
2002年 函館圏の「地域コミュニティの未来デザイン」を検討するオンライン・グループ「node:0138 ハコダテ」を立ち上げる。情報デザインを中心に、サイエンスから情報テクノロジー、現代思想、デザイン、ビジネス論、都市・コミュニティ論、情報教育などのフィールドで取材、調査、執筆、企画、講演などの活動が主。
(株)ソシオエンジン・アソシエイツ・ジェネラルプロデューサー
NPOヒューマン・センター・デザイン・イニシアティブ理事

◆著書
『グループウェアで会社を変える』(NTT出版)
『Digital Rights--デジタルコンテンツの知的所有権』(オライリー・ジャパン)
『情報デザイン入門 インターネット時代の表現術』(平凡社新書)
『情報デザイン よりよいコミュニケーションのために』(グラフィック社)
◆WEB
「スローマップ ハコダテ」
「センソリウム」
「オーロラウェブ」
「スカンクワークス」




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