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春風のエトランゼ

男性同士のラブストーリーを描いたいわゆる”BL(ボーイズラブ)”漫画。第1巻2015年初版。沖縄で出会ったカップルの片割れの故郷・函館に舞台を移した物語で、この作品は続編にあたるもの。前作「海辺のエトランゼ」を読了後に読むとなおさら理解が深まるが、函館のしっとりとした冬景色、少しノスタルジックな街を背景とした同性カップルがぶち当たる壁を乗りこえる物語は読み応えがある。大森浜と見られる景色や、湯川温泉電停や、十字街電停なども登場する。
函館を舞台にしたBL作品はまあまあ珍しく、小説ではあるが「MIND SCREEN(結城惺・著)」ぐらいだろうか。こちらの小説では、冬の函館山山頂の強烈な風と夜景の美しさの描写が強烈だった。


その他函館市が登場するマンガ作品はこちらの記事でまとめています。
函館市が登場するマンガ作品のリスト | 函館ネタブログ


春風のエトランゼの詳細

価格 702円 (定価 702円)
メーカー onBLUEコミックス 祥伝社
作者 紀伊カンナ
ISBN 4396783647
発売日 2015/7/25